ピアニスト・酒井梨恵の動画ライブラリ「Rieのピアノ図書館」のページへようこそ♪
ノクターンといえば、ショパンの「ノクターン第2番」というほど有名な曲をお送りします。
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フレデリック・ショパンってどんな人?
フレデリック・フランソワ・ショパン(Frederic Francois Chopin、1810年3月1日~1849年10月17日)はポーランドで生まれ、フランスで活躍した、ロマン派時代を代表する作曲家・ピアニストです。
ほとんど曲がピアノ曲だったため、「ピアノの詩人」と呼ばれています。
活動の大半はフランスでしたが、ポーランドへの愛国心からポーランドの作曲家として知られています。ポーランドの人たちからも愛されており、お札に肖像画が使われたり、首都ワルシャワの空港はショパン空港とも呼ばれています。
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フレデリック・ショパン Frederic CHOPIN
このページではフレデリック・ショパンの生涯・代表的な曲・動画の紹介をしています。 ショパンってどんな人? フレデリック・フランソワ・ショパン(Frederic Francois Chopin、1810 ...
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ノクターン第2番とは
ショパンはノクターンを、遺作を含め19曲(21曲とも)残しています。
ノクターンとは
日本語では「夜想曲」とも呼ばれています。ノクターンの語源はラテン語の「nocturnus」で「夜の」や「夜に属する」という意味があります。
アイルランド出身のジョン・フィールド(1782~1837)が、ノクターンという曲種を作ったと言われていて、影響を受けたショパンがさらに発展させたと言われて、夜を思わせるような静かな曲想が特徴。一般的には伴奏+装飾的な美しい旋律が付く3部形式で書かれることが多い。
ノクターン第2番
左手で同じ形の伴奏を繰り返しながら、右手で柔らかく美しい旋律が少しづつ変化しながら歌われていく。
動画ではパデレフスキー版を使用して、そちらは装飾的な音は最小限に書かれているが、エキエル版では装飾的な音が多用されています。これは、ショパンが生徒に教える際に、ショパン自ら書き込んだもので、ショパン自身もコンサートなどで、装飾音をたくさん入れて演奏していたとの記録もあります。
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難易度
ショパンの作品の中では、比較的やさしめ。ただ、伴奏に和音が多い事、メロディーを美しく弾く必要があるため、中級~上級レベルの方向けかなと思います。全音ピアノピースによるとE(上級)となっています。
また、パデレフスキー版とエキエル版では印象が大分違うので、一度聴き比べて、お好きな方にチャレンジするのがおススメです。
Rieの一言
この曲を録画しようと思った時に、どんなストーリー、どんな画像と組み合わせたいかな・・・と色々考えました。
タイトルがノクターンなので、夜の雰囲気は入れるとして、この美しく甘い、そして少し儚いメロディーをどう表現しよう・・・
窓辺に、少し憂いのある表情をした少女が
優しい月の光に照らされた庭を座って眺めています。
こんなイメージにしたいと思い、画像を探しました。
が・・・、ない!!
今回は文字でストーリーを流すよりも、画像と組み合わせたかったので、困った。。。
という事で、今流行りのAI画像で、自分好みの画像を作る事にしました。
とはいっても、なかなかAIに伝わらない。細かく細かく伝え続け、作ってもらったのがこちら。
ようやく、いいな☆と思える画像を作ってもらったので、演奏動画と組み合わせてみました。
この少女が何を感じているのか等、イメージしながら聴いて頂けたら嬉しいです♪
番外編
AIに画像を作ってもらいましたが、中には面白い失敗作も・・・ちょこっと公開します。
青い花を入れたいなと思っていたので、「ルピナス」を入れてもらうようにしたのですが、なんと家の中にまで生えてる・・・
他にも、この条件で作ってもらったのですが、すごいものだと天井からも生えていました。
もう1つのパターン「バレリーナの装飾がついたオルゴール」というのも作ってみました。
この構図は結構イメージに近かったのですが、なんとバレリーナの足が3本ある・・・少し文章を変更したら、この構図が出てこなくなってしまったので、諦めました。
失敗作は多くあるものの、これだけ短時間で画像を作ってくれるなんて、すごいなぁと感心してしまいます。それと同時に、人にもAIにも「自分の意図を伝えるって難しい」という事を痛感しました。まずは、語彙力・・・増やしていきたいです!